イタリア中部のグアルディアグレーレに生まれる。サンドロ・カルボーネ氏に師事
し、“L.ダヌンツィオ”・ペスカーラ国立音楽院を満点で卒業する。
その後、“マンチェスター王立ノーザン音楽院”(PGDipRNCM)、“ミラノ国際音楽
アカデミー”でラファエレ・トレビザーニ氏のもと、研鑽を積む。また、“マンハイム
音楽大学”では、ジャン-ミシェル・タンギー氏のもとでオーケストラ科とソリスト科
のディプロマを取得した。
イタリアで行われたジェームス・ゴールウェイ卿の第1回マスタークラスを受講
する優先権を得た後もスイス、イタリア各地でのマスタークラスに参加した.彼の
2008年度ヴェギスマスタークラスでは“マークリッチ芸術支援財団”からの奨学金を獲
得し、聴衆賞1位を獲得してナガハラ製の14Kオールゴールド・フルート頭部管を贈ら
れた。
第15回フルートフェスティバルコンクール1位。(イタリアベルベリオ城コンサ
ート財団)、ペスカーラロータリークラブフルートコンクール1位、第11回“A.ポン
キエッリ”クレモナ国際フルートコンクールで1位なしの2位、第11回“F.クーラウ”ド
イツ・ウェルツェン国際フルートコンクールで2位(フルート部門1位)。
アブルッツォ青少年オーケストラでオーケストラ経験を積み始める。その後、第
1フルート奏者としてイタリア及び“パルマA.トスカニーニオーケストラシンフォニ
カ財団オーケストラアカデミー”、“EU青少年オーケストラ”、“ミラノ大学オーケスト
ラ”、“クルプフェルツ室内楽団(KKO)”と共演。“ナショナルフィルハーモニー”とド
イツ、オランダ、イタリア、ポーランド、イギリス、中国へコンサートツアーを行
う。
国際コンペを経て2008年9月からは佐渡裕芸術監督率いる兵庫県立芸術文化センタ
ー管弦楽団で第1フルート奏者を務める。11年3月まで日本国内をめぐり、300回
以上のコンサートで演奏、NHKテレビ、ラジオにも出演した。大阪フィルハーモニ
ー交響楽団にも第1フルート奏者として招かれ、演奏した経験もある。
11年5月からは、ポーランドのゴジュフ・フィルハーモニックオーケストラの第1
フルート奏者となる。ピョートル・ボルコフスキの芸術監督のもと、活動しているオ
ーケストラだ。
ソリストとしてもドイツラジオ放送局のSR2、SWRで録音。室内楽奏者としてもド
イツ“ユーディ・メニューインライブミュージックナウ”財団などで幅広く活躍する。
マンハイム市で行われた2006年モーツァルトイヤーのオープニングに招待され,有名
な“ローゼンガルテン”劇場のモーツアルトサロンで、モーツァルのフルート協奏曲ニ
長調K314を演奏した。2008年にはバーデンバーデンフィルハーモニーとホアキン
・ロドリーゴ作曲の田園協奏曲を演奏した。そして2009年には兵庫県立芸術文化セン
ターオーケストラとともに、日本でサヴェリオ・メルカダンテ作曲フルート協奏曲ホ
短調、ホアキン・ロドリーゴ作曲田園協奏曲を演奏した。
2009年10月にはスロベニアで招待公演。Ziva Ploj Persuh指揮の
フェスティンオーケストラとともに国内ツアーを行い、ロドリーゴの田園協奏曲を同
国で自身初披露。首都リュブリャナのコンサートの模様は録画され、同国営テレビで
放映された。また、リュブリャナ大学音楽学校のマスタークラスにも招かれた。
関西インターナショナル・ミュージック・アカデミー(KIMA)の客員フルート
講師を務めたほか、東京の山野楽器でナガハラフルートのマスタークラスを教えるな
ど、国際的にリサイタルやソロコンサート、マスタークラスで活躍している。
2010年11月には、ワイド-クラシックレーベルからフルートとチェンバロのための
ソナタ集「イル・パストール・フィード(忠実な羊飼い)」(シェドヴィル-ヴィヴ
ァルディ)のCDをアルベルト・ママレーラとのデュオでリリース。08年のゴールウ
ェイ卿マスタークラスで贈られた素晴らしいハンドメイドのナガハラ製14Kオールゴ
ールド頭部管フルートで演奏している。
Translated by Hironaru Kawai